うみそだて大学6月講座開催ご報告

先々週の土曜に、うみそだて大学6月講座を開催いたしました!
講師は、日本ではまだ数少ない出産ドゥーラの萩野文(あや)さんです。
ご自身のアメリカでの出産に付き添ってくれた出産ドゥーラの存在とその方との交流に感動して、自分も出産ドゥーラとして活動したい、と現地で出産ドゥーラの認定資格を取られたそうです。

今回の講座では、陣痛のメカニズムから、産婦本人がそれを受け入れ、なるべく痛みを感じにくくしていくための身体の動きや呼吸の仕方、サポートするアイテム、メンタル部分の出産に対する受け入れ方、自分の望みに向き合うための考えかたのサポート、周囲の方が具体的にできるケアまで、大変充実した内容を盛り込んだものでした。

 

出産という、女性一人の人生にそう何度も訪れるものではない、かけがえのない経験。

妊婦さんの考え方も、周囲の環境も身体的な条件も、赤ちゃんの状態もどれ一つとして同じ出産はないもの。だからこそ、なおさら一人一人に寄り添ってくれる医療者・支援者がいる状況で家族やパートナーとともに出産にのぞみたい、と考えるお母さんは少なくないと考えます。

でも自分の望む出産について考えることをやめてしまったり、周りの状況や条件、都合のいい情報に合わせていたり…でモヤモヤしたものを抱えたまま出産を迎えているお母さんたちが実際は多いのではないでしょうか。

 

 

 

(赤ちゃんが子宮から降りてくる動きと、骨盤の動きの連動の神秘は何度聞いてもすごい!)
(右の写真は痛みを逃す圧迫法。押している萩野さんの腕がパンパンになってしまうのだとか。)

 

妊婦さんの決断を決して否定せず、でも迷っているならとことんその気持ちを聴いて、妊婦さんの知りたい情報、こちらの伝えられる情報を伝えて、サポートするのがドゥーラ。誰が敵になっても私はあなたの味方、という出産ドゥーラの存在はこれほど心の支えになるものはないと思います。さらに、心だけでなく、身体のつらさもラクにしてくれるケアを知っているのです。
自分のときに萩野さんみたいな人がいてくれたら、出産に対する思いが変わっていたんだろうなと考えてしまいました。

出産ドゥーラでなく産後ドゥーラもまた、妊婦さんの心に寄り添うことはできるという素敵な 萩野さんのメッセージを励みに、それぞれのドゥーラがより多くの妊婦さん・お母さんの支えになれたら、自分の出産・育児を肯定できるお母さんがもっと増えるのではないかと、そんな気がします。

 

※とても遠方からWEB受講してくださった方が質問してくださって、それを会場の皆さんとシェアできていることに
今更ながら感動したスタッフ徳井でした。