10月定例ミーティング~いろいろなお産のかたち

MOMCREWスタッフ徳井です。

10月2日の定例ミーティングのご報告です。
今回の講師は助産師の城所眞紀子さんです。

今回は、「いろいろなお産のかたち」というテーマで、
医療従事者の視点から見た『出産』の様々な側面について、
貴重なお話をうかがうことができました。

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受講したメンバーは自然分娩が多かったのですが、
自分の出産の経験についてはわかっていても、
『帝王切開』となると、漠然としたイメージしかない…
実際どのようにおなかを切って赤ちゃんを取り出すのか、具体的には
よく知らない方が多いのではないでしょうか。

今回の講座では、そういった医学的な知識を交え、
出産の流れから、無痛分娩や計画分娩、帝王切開術、麻酔の仕組み、
産後に心配な身体の状態などを学ばせていただきました。

 

より快適に、便利に、と様々な出産の方法が選べる中、
それらを決して否定はしないけれども、自然の流れの中のお産が
一番妊婦さんも赤ちゃんも苦痛が少ないこと。

ただし、リスクを抱えたお母さんは、母体と赤ちゃんの生命を
第一に考えた出産方法を取るべきであること。

出産に関する知識は、多くの妊婦さんにぜひ知っておいてほしいと思いました。

 

衝撃的だったのが、帝王切開の手術映像。今やYouTubeで見られます。
医学部の講義を聞いているようでした。

 

産後ドゥーラは、産後のお母さんに寄り添い、心身ともに疲れた
お母さんのケアをするのが仕事です。

出産の形は人それぞれ。1000人いたら1000通りのお産があり、
安産の方もいれば大変な難産の方もいます。
またそのお産に関わる周囲の環境によっても、
お母さんの出産への満足感、疲労感、さらに恐怖感を味わう人まで
本当に様々であることがわかりました。

 

お産のバックグラウンドの知識を知ることで、そのお母さんの
『出産の振り返り』(バースレビューといいます)を、
より共感をもって受け止めることができる。

出産前は理想の出産を思い描き、楽しみでたまらなかったものが、
想像以上に大変で苦痛を感じたお産で、心も身体も傷ついてしまうお母さんたち。

自分を責めたり、落ち込んだりするお母さんの気持ちを少しでも共有できれば、
お母さんが自分の出産体験を認めて、自分を褒めてあげられます。
そこに満足感が生まれ、次のステップの「育児」を頑張る励みになっていく。

 

産後のお母さんに関われるドゥーラの大事な部分というのは、
家事手伝いの生活的フォローの役割はもちろんですが、
こういったメンタルな部分の支えをどれだけ理解しているかと
いうところではないでしょうか。